【評価レビュー】バディミッション BOND【ネタバレなし】


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対応機種Switch
発売日 2021年1月29日
価格 7,128円(税込)
ジャンルアドベンチャー
開発元株式会社コーエーテクモゲームス
発売元任天堂株式会社
そさっく
そさっく

こんにちは!
へっぽこゲーマーの
そさっく です。

この記事では、「バディミッション BOND」の個人的評価(ネタバレなし)を書きながらどういった方におススメか?を紹介しています。

ゲームを買う時の参考になれば幸いです。

どんなゲーム?

●性格や肩書きの違う4人の男が事件を追うミステリーアドベンチャー。

●基本的に漫画のように読み進めながら、捜査パートや潜入パートで事件の核心に迫る。

●捜査パートと潜入パートのときは、主要キャラ4人のうち2人をペアとして選択し行動する。

●捜査パートでは、限られた移動回数(移動距離)で、人々から聞き込みをする。

●潜入パートでは捜査パートで得た情報をもとに、3Dキャラを操作して目的を果たす。

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全体評価

そさっく
そさっく

個人的に本作は…

4.2 out of 5 stars (4.2 / 5)
です。

キャラクターデザインが「ワンパンマン」「アイシールド21」の作画担当、村田雄介さんなだけあって、ビジュアルが素晴らしい作品でした。

漫画に動きをつけたような表現は、アニメとは違った迫力があって面白かったです。

またストーリーも、一見行き当たりばったりな展開に思えるのに、終盤にかけてうまく伏線が回収され綺麗にまとまっていく流れは、圧巻です。

3Dグラフィックは改善の余地がありますが、全体的にクオリティの高い作品でした。

良かった点

ドラマチックなミステリー

本作はドラマのようなハチャメチャな急展開が多く、見ていて飽きません。

エピソードが約20話あり、1話終わるたびに気になるところで終わります。

序盤は話が二転三転するのですが、終盤につれて伏線が回収され、「絆」という大きなテーマに沿って収束していきます。

そのため、プレイすればするほど続きが気になってしまうのです。


また一人一人が個性的で魅力があり、モブも名前が分かりやすいため、キャラが覚えやすいです。

迫力ある演出

漫画とノベルゲームを融合させたような、動きとテンポのある特徴的な見せ方も、本作の魅力です。

基本的にはノベルゲームのように下の枠に文章が出て話が進むのですが、ところどころで漫画のコマが動きつきで出てきて、躍動感ある演出をします。

そのためド派手なアクションが多い展開でも、臨場感が伝わってきました。

またキャラデザが村田先生なだけあって、画風がミステリーアドベンチャーなシナリオととても相性が良いです。

村田先生のリアリティある力強いタッチが、動きのある演出とマッチして没入感を高めているのです。

難易度が程よい捜査パート

捜査パートは、地図がすごろくみたいになっていて、1マスずつコマを進めるように場所移動します。

そして止まったマス(場所)で聞き込み捜査をするのですが、上手く聞き込みができるかどうかは連れているメンバーによって変わります。

しかも移動回数(ターン数)は限られていて、1ターンで最大6コマまでしか進めません。

そのため「どの順番で・誰を連れて・どのマスに止まるか」をちゃんと考えないと、必要な情報が集まらず、ストーリー進行や潜入パートがうまくいかなくなるのです。


ちなみに「どのマスは誰が正解か?」は、ストーリー内で得た情報をもとに考えれば推測できます。

ですが、一部誰が正解か真剣に考えても分からないものもあります。

そのため程よく難しくてやりごたえがありました

気になる点

潜入パートがいまひとつ

本作は全体的に見ると、クオリティが高いです。

シナリオや演出、キャラデザ、どれも他のゲームにはないオリジナリティがあって素敵です。

それだけに潜入パートが足を引っ張っている感が否めませんでした。

潜入パートで気になった部分は次のとおりです。

3Dキャラが平凡

3Dグラフィックはそこまでクオリティは高くありません。


低クオリティではないのですが、昨今の高クオリティな3Dグラフィックになれているからか、ところどころ違和感がありました。

例えば人や物などの質感が薄かったり、動きがもっさりした印象があったりしました。

ただ3Dグラフィックのクオリティを気にしない人であれば、問題ないレベルだと思います。

謎解き要素が薄い

潜入パートは捜査パートで得た情報どおりに進めば、迷うことなくクリアできます。

そのため攻略サイトを見ながらアクションゲームを進める感覚に近く、頭を使った楽しさよりも作業をさせられている面倒臭さの方が強く感じました。

QTEが面倒

潜入パートには、タイミングよくボタンを押さなければいけないイベント(QTE)があります。

コレが非常に厄介でした。


QETは失敗すると「ヒーローケージ」というゲージが減少します。

ヒーローケージとは、1話ごとに正しい捜査が行えていたかを示すケージです。

正しい選択をしたり、完璧な捜査をするとゲージが上がります。

ちなみにヒーローケージが高くないと解放されないエピソードもあります。

そのためエピソードが解放されなかったら、もう一度その話(エピソード)をやり直さないといけないので、正直面倒でした。

しかも潜入パート自体が話の後半にあるため、一度ヒーローケージが下がると挽回し辛いです。

そさっく
そさっく

「途中までパーフェクトだったのに終盤のQTEをミスしてSランククリアを逃した!」ということが何度かありました。

どんな人におススメか?

ミステリーアドベンチャーが好き

本作は事件の謎にせまるミステリーな要素と、現実離れしたスリリングな要素が入り混じったストーリーです。

映画のコナンみたいに、ハチャメチャなアクションのあるミステリーが好きであれば、ハマれる作品だと思います。

男たちの熱い友情が好き

恋愛要素はないものの、男キャラ同士が強い絆で結ばれていくさまがガッツリ描かれています。

彼らはある意味、恋人以上に互いのことを信頼しあっているので、見ているこっちが照れそうになります。

刑事ドラマのバディものや野球のバッテリーが好きであれば本作はオススメです。

まとめ

ミステリーアドベンチャーが好き!

男たちの熱い友情が好き!

そんなアナタにおススメのゲームです。
当てはまったら是非、買ってプレイしてみて下さい。

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