救急隊員を操作して病人を運ぶゲーム「ストレッチャーズ」。
本作は島中のクラクラになって倒れた人を、担架に乗せて病院まで連れて行くゲームです。
この記事では、「ストレッチャーズ」の個人的評価(ネタバレなし)を書きながらどういった方におススメか?を紹介します。
対応機種 | Switch |
発売日 | 2019年11月8日 |
価格 | 2000円(税込) |
ジャンル | アクション |
開発元 | Tarsier Studio |
発売元 | 任天堂 |
全体評価
本作は「バカゲー」でした。
操作方法やストーリー設定は普通なのですが、とにかくプレイしていて笑えます。
ヒトやモノの動き方に違和感があって、ツッコミどころが多いです。
正直なところ、長時間プレイするにはキツいゲームでした。
ですが暇つぶしにゲラゲラ笑いながらプレイする分には、丁度良いバカさ加減のゲームです。
良かった点
ツッコミながら楽しめる
本作はツッコミどころ満載のゲームです。
人間の関節の動きがおかしく、ちょっとぶつかっただけで、ぐにゃぐにゃと動きながら吹っ飛びます。車も軽く当たっただけで、ぬるっと半回転します。
スーパー野田ゲーPARTYのように、狙ってバカゲーにしているわけではないと思いますが、それが逆に面白いです。
気になる点
2人プレイ推奨
本作は1人または2人でプレイするゲームです。
が、1人でプレイする場合、2人のキャラを一人で同時操作する必要があります。
左スティックで青い人を、右スティックで赤い人を移動させるのですが、2人を同時に移動させるのは至難の業です。
例えば「左手で三角形を、右手で四角形を、同時に書いて下さい」と言われて書ける人はいるでしょうか?
大抵の人はどちらかの動きにつられてしまって、できないと思います。
それと同じで、2人を同時に動かそうとしても、必ずどちらかに意識が偏ってうまく操作ができません。
3D酔いする
本作は主に「担架を駆使して、病人を救急車に乗せる」パートと「救急車を運転して、病院や病人がいる場所まで移動する」パートの2つがあります。
病人を救急車に乗せるパートは、そこまで3D酔いしません。ですが救急車での移動は、何度か3D酔いしました。
視点操作がほぼできない上に、動きにキレがありません。マリオカートのようなカーレース系のゲームみたいに、キレのよい曲がり方をしません。車体も軽いのか、ちょっとぶつかるだけで浮き上がります。
そのため、全体的に救急車がぬるっと動いている感じがして、「荒い運転をしている車に乗ったとき」のような気持ち悪さを感じました。
どんな人におススメか?
2人プレイができる人
1人プレイは推奨しません。1人プレイだと操作が激ムズになります。その上、2人だとゲラゲラ笑えるバカゲー要素も、1人だとすぐに飽きます。
2人でコミュニケーションを取りながらプレイするのが、本作の醍醐味です。
3D酔いしにくい人
救急車を運転するパートの際、ヒトによっては私のように3D酔いをするかもしれません。
視点操作が悪いゲームですぐ酔う人だと、2時間プレイしただけでキツく感じると思います。
とはいえ長時間プレイしなければ、そこまで酔わないと思います。3D酔いしやすい人は1回あたりのプレイ時間を小一時間程度にとどめることをおススメします。
まとめ
「2人でゲラゲラ笑いながら遊べるゲームがしたい」
「ゲームで3D酔いしない」
そんな方におススメのゲームです。
当てはまる方は是非、買ってプレイしてみて下さい。