こんにちは!
へっぽこゲーマーの
そさっく です。
この記事では、「even if TEMPEST 宵闇にかく語りき魔女」の個人的評価(ネタバレなし)を書きながらどういった方におススメか?を紹介しています。
ゲームを買う時の参考になれば幸いです。
対応機種 | Switch ※ダウンロード版のみ |
発売日 | 2022年6月9日 |
価格 | 6,930円 |
ジャンル | アドベンチャーゲーム |
開発元 | 有限会社ウニコ |
発売元 | 株式会社ボルテージ |
全体評価
個人的に本作は…
(4.2 / 5)です。
死に戻り・ダークファンタジー・魔女裁判・謎が謎を呼ぶミステリー…..と、個人的に大好物な要素がてんこ盛りのゲームでした。
乙女ゲー要素を抜きにしても、純粋にストーリーの質が高かったです。
キャラデザは綺麗で、魔女裁判は人狼系のゲームのような面白さがありました。
男性や普段乙女ゲーをプレイしない人にも、おススメしたくなるゲームです。
良かった点
惹き込まれるストーリー
本作は、ゲームを中断するタイミングを見失うくらい、次の展開が気になるストーリーでした。
乙女ゲーなのでもちろん甘いシーンもありますが、基本的に魔女や王族の秘密が明らかになっていく展開の方が多いです。
なぜ主人公が死に戻りをするのか?といった大きな謎を序盤に散らし、中盤〜終盤にかけて謎と真実をおりまぜながら話を展開し、終盤に世界の真実を明らかにする。
伏線のはり方や話の惹きこみ方の上手さに、思わず夜ふかししてプレイしちゃいまいました。
それに加えて攻略対象のルートはどのルートも、ストーリーの核心に触れる情報が出てきます。
ですので、攻略対象が推しキャラでなくても、読み進めるのが楽しく感じました。
伏線回収が雑だったり甘い部分はあったものの、全体的にトップレベルの読み応えあるシナリオでした。
気になる点
キャラ攻略の自由度が低い
本作はキャラを攻略する順序が、ほぼ決まっています。
大まかなキャラ攻略の流れは下記の通りです。
①攻略キャラ2人のうちの、どちらかを選ぶ
②①で選ばなかった方を攻略する
③3人目が解放されるので攻略する
④4人目が解放されるので攻略する
⑤全キャラの最終章が解放される
もし③④のキャラを攻略したい場合、必然的に他のキャラも攻略することになります。
仮に①の時点で好きなキャラを攻略できたとしても、最終章を見るには他のキャラも攻略しなければいけません。
(ちなみ①〜③の個別ルートは、どれもスッキリできないところで一旦終わり、他のキャラルートへと切り替わります。)
というか、ぶっちゃけると⑤に到達するまでがメインシナリオです。
そのため「攻略したいキャラとのエピソードだけを見たい」という場合、攻略するのが面倒に感じるかもしれません。
シナリオ重視でプレイしていた私にとっては、攻略順が固定でも特に問題ありませんでした。
どんな人におススメか?
死に戻り×ダークファンタジーが好き
本作は中世ヨーロッパ風の異世界が舞台で、主人公は何度も死に戻りします。
(これだけ書くとリゼロみたいですね。笑)
死に戻りをする展開の都合上、グロいシーンや理不尽な目にあうシーンが多いです。
そのため重い展開が苦手であれば、本作はおススメしません。
逆に「多くの犠牲やヒトの死を乗り越えながら、少しずつ真実に近づいていく」タイプのストーリーが好きであれば、本作はおススメです。
シュタインズゲートやレイジングループといった、グロありシリアスありのタイムリープするゲームが好きであれば、確実にハマります。
乙女ゲー要素は嫌いじゃない
乙女ゲー要素が好きであれば、本作をもっと楽しめます。
攻略キャラとの甘いシチュエーションやスチルもあるので、見ていて微笑ましくなることでしょう。
ただ、他の乙女ゲームほど恋愛要素が濃くありません。
攻略キャラとの恋愛メインでプレイしたい場合は、他の乙女ゲームをプレイする方がいいと思います。
まとめ
死に戻りやダークファンタジーが好き
乙女ゲー要素は嫌いじゃない
そんなアナタにおススメのゲームです。
当てはまる場合は是非、買ってプレイしてみて下さい。