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対応機種 | Switch / PS4 / PS5 / Steam |
発売日 | 2022年5月12日 |
価格 | 7480円(税込) |
ジャンル | ミステリアドベンチャー |
開発元 | 株式会社ハ・ン・ド |
発売元 | 株式会社スクウェア・エニックス |
こんにちは!
へっぽこゲーマーの
そさっく です。
この記事では、「春ゆきてレトロチカ」の個人的評価(ネタバレなし)を書きながらどういった方におススメか?を紹介しています。
ゲームを買う時の参考になれば幸いです。
全体評価
個人的に本作は…
(4.2 / 5)です。
世にも珍しい実写ゲームとあって、ワクワク8割・不安2割の気持ちで本作を購入しました。
そしていざプレイしたところ、終始安定してミステリーとしての質が高く、想像以上に楽しめました。
普段ミステリーものは思考停止で話を進めて真相を知ることが多いのですが、犯人を考える材料や時間がたっぷり用意されていたので、久々にノートに推理をまとめてガチで当てにいきました。(結局外れましたが……)
荒削りに感じる部分はあるものの、完成度が高くて「こんな感じのゲームがもっと増えてほしい」と思うくらい、魅力的なゲームでした。
良かった点
本格的なミステリー
本作は刑事ドラマを見ているかのような、本格的なミステリーです。
オムニバス形式で1話(1章)ごとに事件を解決していくのですが、ラストで今までの事件の伏線が綺麗に回収されます。
またプレイヤーに犯人を考える余裕を持たせているのも、本作の魅力です。
刑事ドラマにしろミステリーゲームにしろ、中断することなく話を進めていき、犯人が誰かを自分で考えることなく真相を知ってしまうこと、ありませんか?
しかし本作は推理編で、プレイヤーに犯人を考える余地を与えているのです。
犯人やトリックが全然分からなくても、推理編で謎を手がかりをまとめていくうちに、事件の全体像が大まかに見えてきます。
そのためプレイヤーは、主人公と一緒に事件の謎を解いているかのような楽しさが味わえるのです。
気になる点
たまに演技が棒に感じる
実写ドラマはときどき、役者さんの演技が棒に感じました。
特に一部の役者さんについて、ときおり演技っぽさが抜けきらず、のっぺりとした印象に見えました。
とはいえ普通に観る分には気にならないと思います。
以前紹介したクローズドナイトメアのような、素人丸出しの演技ではないので、観ていて白けることはありません。
桜庭ななみさんや平岡裕太など、「知っている人は知っている」といった役者さんが多く出ているので、総合的にみたらある程度演技力は安定しています。
個人的に推理を外した時のヒロインの演技が、ポンコツ感が出ていて好きでした。
どんな人におススメか?
ミステリーが好き
本作は推理ドラマとゲーム要素を、うまく融合させたようなゲームです。
体感的には実写ドラマ6割・ゲーム要素4割くらいの比率でした。
ゲーム要素4割と言っても、犯人を推理したり、正しい答えを選んだり、謎と手がかりのパネルをパズルのようにくっつけたりするだけなので、難しい操作はありません。
そのため「推理ドラマは好きだけど、普段あんまりゲームしないしなぁ」という人でも気軽にプレイできます。
犯人さがしが好き
本作最大の遊び要素は、「推理編で出た仮説をもとに自分で犯人やトリックを考える」点です。
ミステリーもので犯人を推理するのが好きであれば、さまざまな仮説が推理する上で役立ち、より面白く感じることでしょう。
しかし「ミステリーは好きだけど、真相は早く知りたい」というタイプであれば、推理編で謎と手がかりをくっつけて仮説を立てるのが作業に感じ、もどかしく感じると思います。
犯人さがしをしない人でもミステリーが好きであればおススメできる作品ですが、犯人を推理するのが好きであればもっとおススメできる作品です。
まとめ
推理ドラマや刑事ドラマが好き。
ミステリーで犯人が誰かを考えるのが好き。
そんなアナタにおススメのゲームです。
当てはまる場合は是非、買ってプレイしてみて下さい。
おわりに(関連作品紹介)
本作と同じく実写ドラマ形式のミステリーが楽しめるゲームがあります。
それがデスカムトゥルーです。
こちらの作品はストーリーが短いですが、役者さんが豪華で見ごたえがあります。
本作が好きであればこちらも楽しめると思います。
https://sosakku9841.games/death_come_true
ちなみに本作に出てきたとある役者(?)さんが、デスカムトゥルーにも出てます。
誰だか分かりますか?